2011年12月28日

また来年!

おとといからの雪がやっと融けてきた県民の森です。


今年ももうあとわずか。

今年も多くの方の県民の森のご利用ありがとうございました。
明日29日から1月4日までは自然学習展示館も休館日となります。

また来年、みなさんに県民の森の自然を楽しんでいただけるようお待ちしております。

それでは、よいお年を!

2011年12月25日

冬の木漏れ日

木々がすっかり葉を落とし、森の中の遊歩道は一面、落ち葉色。



そんな落ち葉をカサカサ踏みしめながら、やさしくなった太陽の光を浴びて歩くのも、なかなか風情があっていいものです。

静かになった森で耳を澄ませば、風に揺れる枯れ葉の音や小鳥たちの語らいが聞こえ、意外とにぎやかなこともわかります。

冬には冬で楽しい森歩きですが、やっぱり寒い><
ちゃんと防寒だけは忘れずに。

本日のフウの木
まだまだ紅葉が見ごろです。

2011年12月23日

お正月のミニ飾りをつくろう

まだクリスマス前ですが、来年の準備も必要な時期ですね。
今年のお正月は自分でつくった正月飾りで迎えてみてはいかがでしょうか。そんな本日のイベントは「ミニ正月飾りをつくろう」です。


講師はその名も「ちょいワルおやじの会」のみなさんです。
どんな人たちが来るのかな~と思ったら、みなさん気のいいおじさまばかりでした♪
お正月飾りだけでなく昔の遊びやピザづくりなど子どもと一緒に楽しみながら、子育て活動している男性グループなのだそうです。

ちょいワルおやじさん達から竹についての説明です

今回つくるお正月飾りは門松風のもの。
門松は、年の初めに一年間家を守ってくれる神様がおりてくるための目印になるものなのだそうです。ということは、キレイにつくれば神様の目にも留まりやすいかも?これは頑張らないと(笑)


まずモウソウチクをのこぎりで切って土台をつくります。
ちなみに竹はスクスク伸びることからおめでたい植物とされているのだとか。


土台ができたら松や竹、モチノキヒイラギなどで飾り付けていきます。
配置を決めるのはなかなか迷いますが、ここが一番楽しいところ。やっぱりこだわりたいですよね~。


こ、これは…かぐや姫を発見!!



そしてできあがった作品を見て回るのも工作教室のお楽しみ。
なるほどこういう風につくれるのか~と、いつも皆さんにはインスピレーションをいただいております^^




これならきっと来年の神様も、迷うことなく降りてきてくれるに違いありません♪
県民の森用にもひとつ作っておきましたので、神様、ぜひこれを目印にやってきてください!

2011年12月22日

威フウ堂々

紅葉はもうほとんど終わりになりましたが、つどいの広場のフウの木は毎年、他のフウよりちょっと遅れて紅葉します。
ということで、今が一番鮮やかな色。



広場の中に一本だけ堂々と立つフウの鮮やかな紅葉はなかなか見ごたえがありますよ。
ぜひ見に来てみてください!

2011年12月18日

モズの高鳴き

朝のそうじをしていると、芝生広場のお手植えヒノキのうえから

「キィー、キィー、ギチギチギチギチ・・・」

と大きな鳴き声が。


モズです。

漢字では「百舌」と書かれるとおり、他の鳥の鳴きまねをするなどさまざまな鳴き声をもつモズですが、このひときわ目立つ鳴き声は「モズの高鳴き」とよばれ、秋から冬の風物詩になっています。

モズは繁殖期でない今の時期、オスもメスも単体で縄張りをつくり、高鳴きでその縄張りをアピールしているのだそうです。

目に黒い模様がないこの固体はメスですが、しっかりとなわばりを確保している様子。
体は小さくてもさすがは「小さな猛禽」とよばれるモズ、なかなか木の強いお姉さんのようです。

2011年12月17日

県主催の冬鳥の観察会

本日朝、県民の森は今年初の白銀の世界!



しばらくすると太陽が出て、5センチほど積もっていた雪は解けてしまいましたが、やはり雪が積もると冬という実感が湧いてきますね~。


そんな中で三重県自然環境室主催の冬鳥の観察会が行われました。

講師は野鳥観察でおなじみの市川先生。

今年は寒くなるのが遅かったせいか例年に比べて冬鳥は少なめなので、どれだけの鳥が見られるかな~と思っていたら、開始時間の前からふれあいの館前でさっそくイカルの群れが参加者のみなさんをお出迎え。これは幸先のいいスタートかも?

市川先生から冬によく見られる野鳥の紹介があったあと、駐車場に移動して双眼鏡、望遠鏡の使い方を学びました。その後、森に入って鳥たちを探します。



この時期よく見られるのが、いくつかの種類の鳥が同じ群れをつくる混群です。 今回も流れの広場で遭遇、エナガを先頭にシジュウカラヤマガラコゲラなどたくさんの種類が見られました。
えさのとり方の関係で、同じ混群でも見られる種類には順番があるのだそうです。



ジョウビタキアオジといった冬鳥の鳴き声も聞くことができ、確認できた鳥は11種類。やはりちょっと少な目の結果にはなりましたが、それも野鳥観察の宿命。
これから一段と冬らしくなれば、さらにたくさんの鳥が見られるようになるでしょう。

野鳥観察シーズンを迎える県民の森では、隔週で野鳥観察会を行っています。ぜひ一度参加されてみてはいかがでしょうか。

2011年12月11日

森の素材でクリスマスリース

も~うい~くつね~る~と~♪

お正月、の前にクリスマスですね!

ということで、今週の週末イベントは素敵なクリスマスを演出するリースづくりです。
売っているものもきれいだけれど、やっぱり自然の素材で自分でつくるのが一番!

今回は県民の森でとれたミツバアケビのつるを使ってリースの土台をつくります。

自分の好きなつるを選んだら、それを編み込んで、土台の完成!
きれいに編めばこれだけでも十分見栄えのするリースになります。

飾り付けの素材は県民の森の中で手に入る松ぼっくりやヤシャブシの実、モチノキの実やアラカシの葉っぱなど。

どれを使おうかな~
センスが問われるから迷いますよね^^;


飾りを自由に選んだら、リースに飾り付けていきます。
色のバランスを考えながらああしようかこうしようか、と皆さん楽しそう。


できあがったリースは豪華なものあり、シンプルでも素材をいかしたものあり。
いろいろなセンスでつくられるリースが並ぶと、見ているだけでも楽しめますね♪




よいクリスマスを!

2011年12月9日

枯れ葉の中の花

秋の彩りが少しずつ冬の色彩になっていくなか、茶色の枯れ葉の中によく目立つ紫色の花が。



ミツバツツジが咲いていました。

本来は春に咲く花。今年はサクラでも狂い咲きしているものがけっこうありましたが、本来の季節ではないときに見るのは、きれいな花ではあっても複雑な気分です。



今年の気候はやっぱりおかしいんでしょうか。

2011年12月5日

道の錦

先週末の雨と風で落ちたもみじが遊歩道を鮮やかに染めています。


色とりどりの落ち葉が敷き詰められた道を歩くのも、晩秋ならではの風情ですね。

今年はやはり紅葉が遅いようで、もう12月なんですが紅葉しきっていないもみじもそこかしこに。
気候の変化は心配ですが、まだしばらくは色鮮やかな森を楽しむことができそうです。

2011年12月3日

みどりの少年隊 交流会

本日は午前中の雨のために、予定していた探鳥会は中止になってしまいました。残念!

雨の遊歩道。しっとりとぬれた紅葉も美しいですね。


そんな中でもふれあいの館では、みどりの少年隊の交流会が予定通り開催され、四日市と菰野の少年隊のみなさん、約40人が参加しました。

それぞれの活動を発表紹介したあと、低学年と高学年に分かれて館のまわりの木々を使った自然体験プログラムを行いました。


低学年は箱の中に入った木の実を触るだけで同じものを集めてくるゲームや、葉っぱを色鉛筆で紙に写しとって形を浮き出させる遊び。



高学年はグループに分かれてそれぞれ一つの種類の木を選び、その高さや特徴を調べて発表しました。


普段何気なく見ている自然でも、じっくり見ることでいろいろなことを発見できます。
これをきっかけに、身の回りの自然について興味をもってくれることに期待です♪

2011年12月1日

紅葉@12月第1週

山の上からおりてきた紅葉前線も、ちょうど今県民の森を通過しているようで、赤、オレンジ、黄色とさまざまな木々の彩りを見ることができます。

イロハカエデ

ドウダンツツジ

ハゼノキ

フウ

クロモジ

アカメガシワ

タカノツメ

シロモジ

山の紅葉

尾高高原の彩り

一年に一度この季節だけの美しい彩りをぜひ見に来てください!