県民の森ではいつもお馴染、二人工房の中島さんご夫妻とお弟子さんたちを先生にお迎えし、10/31に開催しました。
今回で4回目となる秋の染め。
ちょっと変わった素材に挑戦です。
先生が手に持つ緑色のごつごつしたもの…
これが今回の草木染めの材料、「五倍子(ごばいし)」です。
日本ではかつてお歯黒の材料として使われた、ヌルデの葉にできる虫コブ。
こんなもので染まるの?いったいどんな色になるのか、どきどきです!
材料の採取にでかけると
「あったあった!」と目のいい子どもたち。
つぎつぎに虫コブを見つけてゆきます。
先生からは、自然から材料を分けてもらっているからと
寄生するヌルデシロアブラムシが命をつないでいけるよう、
採り過ぎに注意することを教えていただきました。
小さな生きものへの感謝と心配り、大切ですね。
ふれあいの館に戻ると、絞りの作業。
楽しみな染めの時間は午後から。
濁ったお湯が染める液。
この液で色がつくの…??
小さな生きものへの感謝と心配り、大切ですね。
ふれあいの館に戻ると、絞りの作業。
針でちくちく糸を縫い、絞ってギュッと締めあげます。
子どもたちも針仕事をがんばりました。
さて、どんな模様になっているかな。
楽しみな染めの時間は午後から。
濁ったお湯が染める液。
この液で色がつくの…??
染め液から焙煎液へ…
すると、みるみる色が紫色に変わっていきます。
繰り返すと色の深い、なんとも落ち着いたいい色になりました。
こんな色が生まれるなんて驚きです。
絞りの糸をはずし、模様が浮かび出る瞬間はまた特別な時間。
わーっと歓声が聞こえます。
ひとつひとつ違う模様を確認するのは楽しい作業ですね♪
みんな完成♪
虫コブの草木染め大成功~!
あっと驚く不思議な色を隠し持っている植物たち。
こんどはどんな色に出会えるかな?
次回の草木染めは春の予定です。
みなさまお楽しみに。