2011年8月29日

最後のお楽しみ企画+9月企画のお知らせ

ついに夏休みも最後の週となってしまいましたね…

7月、8月と毎日続けてきたお楽しみイベントもあと3日となってしまいました。最後の企画は「顕微鏡で虫の世界を見てみよう」です。
 
普段、何気なく見ている虫でも、「ど!」アップで見るとまったく違う世界が見えてきます。
カラスアゲハアオカミキリのようにきれいなものから、アリジゴク、クモのようなグロテスクなものまで、いろいろな昆虫が勢ぞろい。今日も実際に見た参加者たちからは
「すご~い!」
「こんな風になっているんだ~」
「気持ちわる~い!」
と驚きの声(悲鳴?)があがっていました。


←デジカメで写真をとることもできます。


もちろん自分で持ってきた試料を観察してもOK!
夏休みの自由研究がまだできていなくて焦っている子もこれでバッチリですね!!


そして夏休みが終わっても、県民の森では休日にイベントを開催します。
今週の土日は「残暑を楽しむ水辺企画」として、「竹で水鉄砲づくり」と「水辺の生き物観察会」を行います。詳しくはリンク先をご覧ください。

まだまだ暑い9月。冷たい清水の流れる県民の森の水辺で夏の終わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

2011年8月28日

みんなでつくるトンボ図鑑

夏休みに6日間行った企画「みんなでつくるトンボ図鑑」。
暑い日ざしの中を来園者のみなさんに協力していただき 、トンボ池周辺にいるトンボを採集、撮影しました。



6日間で集めたトンボは全部で13種類(見ることはできても捕まえられなかったトンボもいますが…^^;)。
いままでここにいるとは思わなかったトンボも新しく確認することができました。

モノサシトンボ
お腹に物差しのように模様があります。


これらのトンボは「県民の森 みんなでつくるトンボ図鑑」としてまとめ、森の図書館においておきます。
来年、さ来年と続けていけば図鑑もどんどん充実していくことでしょう。県民の森にいるトンボをコンプリートすることを目指します!

2011年8月26日

今年のドングリ準備中

今週のお楽しみイベントでは「ドングリのネイチャークラフト」を行ってきましたが、好評のうちに終了しました。
みなさん、自分の想像力を発揮して、かっこいいものからかわいいものまで、いろいろな作品をつくりあげてくれました!



こんな風に私たちを楽しませてくれるドングリたちですが、今年も森の中では秋に向けて着々と実をふくらませています。

クヌギ

シラカシ
コナラ

木々が子孫を残そうとして実らせるドングリですが、どうも今年は豊作な様子。少しだけ分けてもらって、またクラフトに、飾りにと楽しませてもらう予定です♪

2011年8月25日

子ガエルがたくさん

自然学習展示館のロビーでは、側溝で生まれたモリアオガエルのオタマジャクシたちが来館者のみなさんをお迎えしていましたが、今はすでに全部のオタマが子ガエルになっています。


 
全部で十数匹の子ガエルたち。
小さくてかわいらしいです♪
食欲旺盛な子ガエルたちのエサを準備するスタッフは大変なんですけどね…^^;

日中はものかげでじっとしているので、水槽をよ~く見ないとどこにいるのか分かりません。

来館されたときにはどこに隠れているのか探してみてください。

2011年8月22日

ドングリでネイチャークラフト

森の中にある木々の落し物―ドングリ、松ぼっくり、木の枝、木の実…
いろいろな形があって集めるだけでも楽しいものです。


でもその個性的な形を生かして、ちょっとしたオブジェやおもちゃを作ってみるのはいかがでしょうか。
今ではネイチャークラフトなんておしゃれな呼び方がされていますが、昔から日本にはドングリのやじろべえやコマ、笹舟などがあり、伝統的な遊びでもあるんですよね。

今週のお楽しみ企画、ネイチャークラフト教室では、森の図書館にたくさんの木の実や小枝など、素材を用意しました。
そこから何をつくるかは参加者の自由!想像力のいかしどころです。

本日もたくさんの利用者が作品をつくりあげていきました。
お孫さんといっしょにきたおじいちゃんはさすがに手馴れたもの。「昔はよくつくっていたよ」と手際よくやじろべえを完成させていました。

ドングリに穴を開けて組み合わせて、色を塗って、かわいいオブジェの出来上がり!

同じ種類でもひとつひとつ形の違う自然の素材。たくさんの木の実の中から自分のつくりたいものに合ったものを選んだり、素材の形をどう生かそうか考えたり…子どもだけでなく大人でも夢中になってしまいます。
たくさんのドングリは見たり触ったりするだけでも、結構楽しいですよ♪

2011年8月16日

うちわづくりとテレビの取材

今日は三重テレビの番組「ハッピー!エコCUTE」の取材がありました。

「オリジナルうちわづくり」の様子を中心に、県民の森を紹介していただけるようです。



このうちわづくり、リサイクルしたうちわの骨組みや竹の骨組みに、自分で絵を描いた紙を貼ってうちわにするというお手軽な工作なんですが、やっぱり自分の手で作るのは楽しいもの。夕立の雨宿りもかねてか、多いときはイスが足りなくなるほどの参加者がありました。
 
節電が叫ばれているこの夏、自分で作ったオリジナルのうちわはきっと活躍してくれることでしょう。

取材された内容の放映日は9月10日とのこと。まだまだ残暑の時期かもしれませんが、オリジナルのうちわで涼みつつ、テレビをチェックしてみてください。

2011年8月14日

間伐材で額ぶちづくり

本日のイベントは「間伐材で額ぶちづくり」。

日本には植林された森林が多く、良い森林環境を保っていくためには余分な木を間引く「間伐」が必要です。そうなると当然求められるのが、間伐で出た木材の有効活用。
今回の額ぶちのように木の持っている温かみを生かした小物づくりはその一つです。

というわけで、今回使うのはヒノキの間伐材とヒサカキクロガネモチの小径木。

材料は講師の方が用意していただいたので、あとは組み立てるだけかと思いきや…
ドリルで木に穴を開けたり、ネジを締めたりするのはなかなか慣れいていないと大変な作業。
子どもたちははじめて使うドリルにおっかなびっくりでしたが、みなさん家族で力を合わせて作業しています。


のこぎりで切った木っ端を集めて車の完成!
こういう発想はすばらしいですね。横でお父さんが一生懸命作業していますが・・・^^;

こうして家族全員で完成させた額ぶち。


ヒノキの木目や天然木の樹肌がオシャレな雰囲気をかもし出していて、いい感じですね~。木には同じ形のものが二つとないだけに、できあがった作品もそれぞれ別の味わいをもっています。

参加者の中には余った材料を持ってかえる方も。それだけ間伐材、木材の魅力を感じていただけたということでしょうか。
日本の山にはこんないい資源がたくさんあるのだから、有効利用しなきゃもったいないですよね。

2011年8月11日

いろんな個性、オリジナルコースター

今週のお楽しみイベントは、「オリジナル木製コースターを作ろう」です。
間伐材でつくられた板に思い思いの絵を描いていただく企画です。

今日は平日といってもさすが夏休み、団体の方も含め数多くの方が参加してくれました。

子どもも大人も、みなさん自由に絵を書きます。

森の図書館内にある図鑑を見ながら、昆虫や花などを細かく描く子もいれば、好きな野球チームのマークを豪快に描く子まで、いろんな個性があって楽しいですね~。


作っていただいた作品は、持って帰ってコースターとして使っていただきます。
でもあまり出来がいいと使うよりも飾りたくなっちゃうかな?

日本の山を助けるための間伐材の利用でみなさんに楽しんでいただいて、一石二鳥な企画なのでした。

2011年8月10日

臭い木の甘い香り

県民の森では今、クサギの花が盛りです。





葉っぱに独特な臭いがあることから名づけられたこの木ですが、花のほうは甘~いいい香り。近くを通るだけでも漂ってきます。
その香りに誘われてモンキアゲハなどの蝶がとんできていることも。

葉っぱの臭いだけで臭い木なんて名前がついてしまって、ちょっと気の毒かな?

2011年8月8日

探鳥会についてお知らせ+エナガの整列

県民の森では毎月2回、定期野鳥調査を兼ねた探鳥会を行っています。

県民の森をゆっくりと散策しながら、野鳥だけではなく季節ごとの自然を観察することができるこの探鳥会ですが、8月20日と9月10日の開催は講師の都合により、中止いたします。
よって次回は9月24日となります。

飛び入り参加も可能ですが、参加を希望される方はなるべく事前にお申込みをお願いいたします。


前回、6日の探鳥会では、エナガを見ることができました。



エナガはかわいらしい小さな鳥なのですが、4匹が並んで枝にとまっていて、さらにかわいらしさが増してますね♪
「今日はどこへ行こうか」なんて相談でもしているんでしょうか(笑)

こんな楽しい光景も見られる定期探鳥会、みなさんもぜひ参加してみてください。

2011年8月7日

赤とんぼと一口に言っても…~トンボ観察会~

ゆうや~けこやけ~の、あかとんぼ~♪

という童謡でもおなじみの赤とんぼ、県民の森でもよく飛んでいます。
でも、実は赤とんぼという種類のトンボはいません。
アキアカネナツアカネウスバキトンボなど、赤っぽい体色をしたトンボの総称なんです。


今日はそんなことも勉強しながらのトンボ観察会。
水辺の近くを散策しながら、トンボをつかまえての観察会です。


まず、流れの広場で出迎えてくれたのはコオニヤンマ
でも飛ぶのが速い!「あ~、そっちいった!」「惜しい!」とみんなで姿を追いながら子どもたちが追いかけ回しますが、なかなかつかまえられません^^;


さすがはキング・オブ・トンボと呼ばれるオニヤンマの仲間です。


それでも、トンボ池の周辺ではみなさん頑張ってたくさんの種類をつかまえることができました。
青い色のシオカラトンボ、鮮やかな黄色のキイトトンボ、白い斑点が目立つコシアキトンボなど、色とりどりのトンボたち。
赤とんぼの仲間もアキアカネミヤマアカネショウジョウトンボとばっちり確認できました。

帰り道では苦戦しながらもサナエトンボ(の仲間)をつかまえるという成果もあり、確認できたトンボは全部で11種類。


サナエトンボ

暑い天気でしたが、夢中になって体を動かした汗は気持ちいいものですね。

それにしても、講師の先生によると赤とんぼの代表、アキアカネが最近激減しているそうです。稲作の時期が変わってきていることから、田んぼに卵を産むアキアカネが影響を受けているのでは?とのことでしたが、日本の風物詩、赤とんぼが見れなくなるのはなんとも悲しいことです。

人間の活動と共存してきたトンボですが、これからもずっと見られるようにしていきたいものです。

2011年8月6日

ペットボトル「もんどり」を作って魚を捕まえてみよう!!

「もんどり」とは、魚を捕まえるしかけの一種で、先細りの入口からは入れるけれど、中に入ったら最後、出られなくなるワナのことです。
まずは自然学習展示館でもんどりの作成。

2Lペットボトル上部を切ってひっくり返してはめ込みます。固定は熱~いハンダゴテでじゅっ!と穴を開けタコ糸で結びます。
ついでに沈めるときの空気抜き穴も底の方に数ヶ所開けて、引き上げ用のヒモを本体に結べば完成!
簡単でしょ?
参加の皆さん、親子協力して要領よく作っていましたよ。

ここからは園内の池に出向いて実際に仕掛けてみました。
おびき寄せるエサはサナギ粉に小麦粉を混ぜて練ったもの。何箇所かの池に、それぞれ思い思いの場所を選んでセッティング、あとは待つだけ・・・。とその間の時間つぶし?にザリガニ釣りもやってみました。
が、これが思いのほか釣果アリ!で、わずかな間に釣れる釣れる!!惜しくもバラしてしまったけれど、カメを釣った子もいました。

そんなこんなで30分ほど経過、さて、そろそろどうかな?と思い、もんどりをあげてみるや、最初の池では空振り・・・・。

次の池では・・・、おぉ!入ってる入ってる!!

渓流のスタンダード選手、アブラハヤが入ってますよ!!
さらに奥の木陰の池では、うひゃぁ!大漁だぁ!!
型の良いハヤが何匹も入っています。入らなかったもんどりもあったけれど、エサや設置場所を工夫してまたチャレンジしようと皆で誓うのでありました。
入った魚たちは十分観察した後、元の池に返してあげましたよ。

2011年8月1日

押し葉のしおりづくり

今週の「お楽しみイベント」は押し葉によるしおりづくり。

好きな葉っぱをとってきて、ティッシュとタイルではさんでレンジでチン♪
1分ほどで押し葉のできあがり!

あとはこれを台紙に配置してラミネートすればきれいなしおりができます。
配置の仕方によって絵をつくったり、葉っぱを切り絵にしたり、レイアウトは自由!センスが問われますね~
それでは、きれいにできたところで記念写真、ハイ、チーズ!


自分でつくったしおりを使えば、本を読むのももっと楽しくなるかも?