2012年2月18日

ドングリの布染め体験

みなさんは草木染めをしたことがありますか?


草木染め、というとちょっと敷居が高く感じる人もいるかもしれません。
でもホントはとっても簡単なんです。

草や木であれば基本的に何でも煮出して染めることができますが、今週のイベントでは親しみやすい素材、クヌギのドングリでやってみることにしましょう。


染めるのは木綿のハンカチ。
より染まりやすくなるよう、あらかじめ豆乳に漬けてタンパク質を付加する下地処理をしておきます。

まず、クヌギのドングリを砕いて、殻斗(かくと=どんぐりの帽子)といっしょに煮込んで染色液をつくります。

煮込んでいる間の時間は、布に絞りで模様づけ。
できあがりの姿を想像して輪ゴムや割り箸で搾りをいれますが、ときには予想もしなかった染まり方になったり…それがまた楽しいんですけどね♪




染色液に布を入れ、15分ほど煮込んだ後は、

ミョウバンを溶かした液に布を漬け込み色を定着させる(焙煎(ばいせん)といいます)



さらに染色液で布を煮込む



水洗い


という工程。

待っている間はドングリ遊びの時間。
子どもはやっぱりドングリが大好きですよね♪

ドングリトトロをつくったり…

君は何をやっているのかな?(笑)


さあ、こうしてドングリ布染めの完成です!


人それぞれ、いろいろな絞り方をしたので、個性的な模様になっていますね~。

こんな簡単にできる草木染め、さまざまな植物で季節ごとに試してみるのもいいですね!