5月から展示飼育しているヤママユ。
来たときは2センチくらいのちびっこだったのに、モリモリとごはん(コナラの葉っぱ)を食べてこんなに大きくなりました!
親指より太い。
すくすく育った幼虫は、もう繭づくりの季節。
飼育ケースを覗くと、ネットに糸を吐き始めていました。
11時。土台をつくっているのかな…
糸はキラキラと飴細工みたいです。
体をひねって糸をかけます。
13時 全身がすっぽり隠れました。なんだか窮屈そう。
17時 繭らしくなってきました。
そして次の日、ケースを覗くと…
完成した繭。柔らかな緑がきれい。
ヤママユの繭から取られる糸は天蚕糸(テンサンシ)と呼ばれる高級絹糸…
この美しい色艶に納得です。
展示館では次々と幼虫達がまゆごもり。
皆さんにも、まさにその時を見ていただけるかもしれません。
そして、もう一つの楽しみ、羽化。
シーズンは8月から9月。
無事、大きな羽を持つ美しい姿を見せてくれますように。