夏休みはザリガニ釣りで賑わう場所ですが、そのザリガニとウシガエルが増えすぎたために、池の名になっている「トンボ」の種類が少なくなっていました。
今回はそんなトンボ池を変えるべく三重県主催「トンボ池復活大作戦!」を実施!
県民の森では初めての池干しをおこないました。
まずはふれあいの館にて、東産業の榊枝さんからお話を伺います。
今のトンボ池の状況や、ザリガニ・ウシガエルなどの特定外来生物。そしてなぜ池干しを行うのか、などを教えていただきました。
悪者扱いされるザリガニやウシガエルですが、もとはといえば人間が持ち込んだもの…。
彼らに罪はありません。
ですが昔から日本で生きてきた生きものの住みかが脅かされたり、繁殖のさまたげになるなど問題になっています。
“崩れてしまった生態系のバランスを取り戻す”
今回の池干しもそんな目的で行われました。
さて、準備ができたら池へ出発!
皆さんみるみるうちに泥だらけ…
網で池の中の生きものを集めていきます。
網を引き揚げると…
ザリガニ、ウシガエルのおたまじゃくしと在来種のメダカがたくさん!
絶滅危惧種に指定されているメダカ。
こんなにたくさんいたなんて…
大きなカワムツも1匹採れました。
迫力がありますね…
捕まえた生きものは水槽に入れ、みんなで観察をします。
外来種はウシガエル・ザリガニ
在来種はメダカ、カワムツ、スジエビ、タイコウチ、マツモムシなど…
このあと在来種のみ池に戻しました。
普段は見えない池の中の住人たち。
今回池干しを行ったことで、トンボ池に生きる生きものたちがどう変化していくのか注意深く見守っていきたいと思います。