2012年4月27日

笑いはじめた山

「山笑う」―

俳句の春の季語で、春の山が芽吹きだしている様子を表現した言葉です。

快晴となった今日、山を見てみると、ちょうど芽吹きの色が現われ出して、楽しいモザイク模様をつくっています。



この山の様子を「山笑う」と表現した昔の日本人の感性…素晴らしいですねぇ。

明るい色があちらこちらに現われていく様子は、見ているこちらもついつい顔がほころんでしまいます。





こちらはお日様の光を通して輝くリョウブの新緑。

巡回中にこれを目にした職員の言葉 ― 「まるでステンドグラスみたい…」

まさにそんな美しさ。ついつい見とれてしまいます。



桜もひと段落しましたが、道のわきの八重桜はまだまだ見ごろ。



さぁ、明日からは待ちに待ったゴールデンウィークです。

一年でいちばん森を歩くのが楽しい季節。森が呼んでいる声が聞こえます!