湿気が多く、人間にとっては不快指数の高いこの時期、森のなかでは小さな住人たちがポコポコと姿を見せてくれています。
そう、「きのこ」です。
本日はそんなきのこを採取して、じっくりと見てみようというイベント「きのこと親しもう」でした。
湿気が多いとはいったものの今年はあまり雨が降っておらず、きのこにとってはちょっと厳しい環境。
それでも、参加者全員で 園内のあちこちを回ってみるとたくさんのきのこが採れました。
大きなきのこを見つけると「おお~!」「うわっ!でかい」と歓声があがります。
というわけで本日採れたきのこをちょっとご紹介。
傷つけると白い乳に似た液を出すきのこ、チチタケ。
枯れ木に生え、菊目のような模様が印象的なキクメイグチ。裏側はスポンジのようになっています。
死んだ蛾のサナギに生えるコナサナギタケ。いわゆる冬虫夏草ですね。
色も形もさまざまな個性派ぞろいのきのこたち。
他にもたくさん、なんと60種類以上!のきのこを確認することができました。
講師の先生はじめ、「三重菌輪の会」のみなさんが同定してくれたのですが、似ているようなきのこでもまったく種類が違ったり…きのこの世界は奥が深いですね~。
知れば知るほど、見れば見るほどきのこがかわいく見えてきませんか?