今年も6月恒例のモリアオガエル観察会を開催しました。
まずはふれあいの館にて、日本の固有種「モリアオガエル」について少しお勉強。
身近なアマガエルや、モリアオガエルに良く似ているシュレーゲルアオガエルの見分けについても学びました。
モリアオガエルの生態について分かったところで、実物を観察。
4匹のモリアオに登場してもらいましたが、個体により色や模様が違って、みなさん興味津津。
黒い個体も葉っぱを入れておくと色が変化しました。
そして、モリアオガエルといえば特徴的な卵!
園内に産みつけられた卵を採取して、ちょっと実験です。
フワフワの卵の中で育ち、雨とともに生まれ落ちるオタマジャクシ。
実際に水をかけてオタマジャクシが生まれるか観察してみます。
そーっと水をかけると…
しずくと共にたくさんのオタマが!
「わーっ!」と歓声があがります。
1つの卵の塊に数百匹いると言われるオタマジャクシ。
元気に水の中を泳いでいました。
その後はどんな場所に卵が産みつけられるのかフィールド観察へ出発!
県民の森の一番奥、イノシシのヌタ場になっている池…
茶色い水の上に張り出している枝を見ると、メレンゲみたいな卵が十数個!
指をさしながら卵を数えたり、写真を撮ったり…と、皆さん自然のままの卵の様子をしっかり見ることができました。
この他、県民の森ではトンボ池やはばたきの池でモリアオガエルの卵をみることができます。
お散歩の際にはぜひ実物を見に出かけてみてくださいね。