春の恒例イベント「山菜勉強会」
今年も四日市市自然保護推進委員の桐生先生をお招きし、開催しました。
先生は、今年すでに7回目の山菜勉強会とのこと。
山菜の興味の高さと先生の人気が伺えます。
まずはふれあいの館で山菜についてお勉強。
芽出しを食べる山菜は、実は毒草との誤食が多く正しい知識がないと危険です。
そして、植物から恵みを分けていただいていること。
植物を枯らしたり、傷めてしまわないよう、採取のマナーも教えていただきました。
山に入る機会が減り、知識をもった人々も少なくなってきた今。
基礎から分かりやすく教えて下さるお話に、皆さん熱心に耳を傾けていました。
勉強のあとはさっそくフィールドへ。
あそこにも、こちらにも、食べられる草がいっぱい!
食べ頃や採り方なども、実物を見ながらだとよくわかります。
でも、時折食べられるものによく似た毒草が…
それぞれの写真やメモをとりながら、特徴を観察しました。
子どもさんはタンポポの花摘み。間違えないから安心だね♪
分かるものだけ口にするというのも大切です。
ふれあいの館に戻ったら、楽しみなお弁当と山菜の天ぷら試食!
先生が準備してくださった山菜が、ずらっと30種類以上並びます。
子どもたちもおてつだい♪
揚げたてはシンプルに塩をつけて!
香りやクセにより少しづつ味が違う山菜。
試食でそれぞれ好みの種類を発見できたようでした。
春の若菜摘みは古今和歌集や万葉集でも多く歌われています。
春を待ちわび、春を喜ぶ人々の心は今も昔も変わりませんね。
そんな日本の心や文化的なことも含め、教えていただいた勉強会でした。
先生、参加者のみなさま、どうもありがとうございました。