11月30日、紅葉の県民の森では「森のきこり体験」が開催されました。
講師は県民の森でも森林整備をしてくださっている認定NPO法人「森林の風」の皆さんです。
まずは参加者の皆さんも装備を整えます。
ノコギリとヘルメットを装備して… 恰好がきまると気合が入りますね!
準備体操をして作業現場へ出発!
森の紅葉もちょうど見頃♪
現場では「森林の風」の清水さんから、里山を整備することの意味を教えてもらいました。
木が燃料として使われなくなった今、木や草が生え過ぎてヤブになってしまった森がたくさんあります。
そんな森の古い木や笹、ヤブを整備して、若々しい元気な森にするのが大切なんですね。
みんなで作業に入る前にデモンストレーション。
森林の風のベテランメンバー小坂さんが、大きなコナラの木をチェーンソーで切り倒すのを見せてくれました。
メリメリメリ、ズーーーン!!
と大迫力の伐倒に皆さん、拍手。
切り株の年輪を見てみます。
このコナラは何年生きてきたのかな?
小さい子も先生とのマンツーマンで教えてもらい、自分で木を切り倒します。
「まず、こちらに受け口を作って…」
と、先生の丁寧な指導に参加者の皆さんも真剣です。
倒した木は次に生える木の邪魔にならないようにちゃんと分解しましょう♪
作業していた1時間半はあっという間に過ぎ…
「もっとやりたい」という声も笑
こうして明るくなった森をバックにみんなで記念撮影です。
自分で倒した木をお土産に。素晴らしい!
ふれあいの館に戻ると、清水さんからナラ枯れ病のお話がありました。
森が年をとってしまうと、虫や病気に弱くなってしまうとのこと。
「里山」という森は人が手を入れてこそ、たくさんの生きものたちの住みかになるんですね。
最後に森林の風からのプレゼント、木の枝の知恵の輪です。
単純なようで、けっこう難しい!
みんなちゃんと解けたかな?