2011年11月29日

主役は紅葉だけじゃない!

晩秋の県民の森、主役になるのは紅葉だけじゃない!

とばかりにいたるところで白やピンクのサザンカが咲き誇っています。




サザンカサザンカ咲いた道~♪

たき火だたき火だ落ち葉たき~♪

と、いきたいところですが、県民の森では落ち葉焚きはできませんので、あしからず m(_ _)m

2011年11月26日

もみじの色をそのまましおりに


日に日に紅葉の色が鮮やかになっていきます。
この紅葉を記念に保存したい!

と、本日はその紅葉の葉をしおりにする企画を行いました。


イロハカエデフウの色づいた葉っぱを電子レンジで押し葉にしてラミネートすれば、きれいなしおりのできあがり。


赤やオレンジ、黄色や緑のグラデーションを使うと美しいですね。


押し葉にすることで、きれいな色をほぼそのままに、しばらく眺めることができます。
せっかくの自然の芸術、少しでも長く見ていたいですもんねぇ。
とはいっても落葉する前の移ろいゆく色、というのが紅葉の魅力なのかもしれませんが^^

2011年11月24日

紅葉@11月第4週

現在の県民の森の紅葉の様子をお伝えします。

県民の森の中を走る町道沿い

草笛広場のフウの木

ことりの里のイロハカエデ

今年の紅葉は赤い葉の鮮やかさがもの足りないようですが、それでもこのフウイロハカエデハゼノキなどが森の錦に赤色を添えてくれています。

毎年美しいグラデーションで紅葉する、つどいの広場の一本立ちのフウの木
まだ紅葉のなりはじめのようです

県民の森の紅葉はまだこれからも楽しめそうです。

2011年11月23日

秋の山に登る、紅葉ハイキング

県民の森の北東にある標高533メートルの尾高山。
本日はその頂上を目指す「紅葉ハイキング」です。

参加者はなんと8歳から80代まで!
これだけ幅広い年齢の参加があった企画は今年初めてです^^


準備運動をして、さぁ出発。
イロハカエデイチョウが色づいた県民の森から、尾高観音を抜けて尾高山登山コースへ。



なかなか傾斜のきつい場所もありますが、元気な子どもたちを先頭に雑木林の中を登っていきます。
登山道沿いではピカピカな葉っぱのイワカガミやかわいいキノコのクリタケ、平地ではなかなか見られないアカガシなどがお出迎え。



「まだ全然疲れてないよ!」
と、どんどん先に登って行こうとする子どもたち。もっとゆっくり登って~(笑)

でも、そんな子どもたちに元気をもらってか、年配の参加者も笑顔での山登りとなりました。

お昼前には頂上に到着、そこでお弁当です。
天気はあいにくの曇りですが、それでも見晴らしはすばらしい!

山頂の南側にある大石の展望台で「ヤッホー!!」と叫んで山びこをきく、お約束の儀式も無事完了できました。

頂上で参加者全員で記念写真


帰りは焼合川の魚止めの滝を見てから県民の森へ。
けが人もなく、無事にハイキング終了です。



心配された天気もなんとか帰りまで持ってよかったよかった☆


やはり今年の紅葉は色づきがいまいちなようですが、それでも自然の中でさわやかに汗をかくことを楽しんでいただくことができたのではないでしょうか。

「他のコースでもやってほしい」という声があったハイキング。
いろいろなコースでやってみるのも面白いかもしれませんね。

2011年11月22日

冒険の森入り口で事件!?



一面掘り返されている!!誰かのイタズラか!?

いえ、実はこれイノシシの仕業なんです。


ここだけではなく、つどいの広場やことりの里など、いたるところが掘り返され、まるで畑のようになっているところも…
イノシシとしてはもちろんイタズラではなく、大好物のミミズを探しているとのことで、毎年ある出来事なのですが、今年は特にひどい様子。


イノシシにとっては楽しいお食事なのでしょうが、こちらとしてはいい迷惑です。
なにせ県民の森の芝生広場を全て畑にする勢いなんですから(^^;

どうにかする方法はないんでしょうかねぇ。

2011年11月17日

尾高山へハイキング下見

秋晴れの気持ちいい日が続きますね~。

本日は来週開催する「紅葉ハイキング」の下見を行いました。

県民の森から尾高観音を抜けて標高533メートルの尾高山山頂を目指し、魚止めの滝を見て帰ってくる、おおよそ3時間半ほどのコース。
自然をみながらゆったりと運動するにはちょうどいいコースです。


コナラやカシなどの雑木林の中を登りきった山頂からの眺めは絶景!

看板なども最近きれいに整備されたようです。



西を向けば釈迦が岳の雄姿も目の前に!

今年は紅葉の色づきがいまいちなようですが、それでも青い空と緑、赤、黄色と彩られた山の組み合わせはやっぱり美しい!これぞ秋、ですねぇ。

来週には紅葉ももう少し下におりてきて、ちょうど尾高山山頂あたりが見ごろになるのではないでしょうか。

水曜日の本番にも、今日のようないい天気になりますように♪

2011年11月16日

冒険の森を明るくしよう

本日はモリメイトの作業日。
冒険の森のアスレチックコースにはり出している枝を払って、森を明るくしていただきます。

亀山のみなさんも参加して、いつもより大人数での作業です。




コースのところどころにあるカエデの木なども少しずつ色づき、このあたりの森もやっと秋色になってきているのが実感できます。


見事な秋晴れの中での気持ち良い作業でしたが、森にも以前より日差しが差し込み明るくなりました☆

アスレチックコースはお子さん連れの家族に人気のスポット。紅葉途中の明るくなったコースを、ぜひたくさんの人に楽しんでいただきたいものです。

モリメイトのみなさん、ありがとうございました!

2011年11月13日

芝生の上でくつろいで野外コンサート

本日は自然学習展示館前の芝生広場でフォークソングとコカリナのグループによる野外コンサート。
天気もよく、というかよすぎてちょっと暑いくらい。この時期としてはちょっと異常かな(^^;

演奏者のみなさんも
「寒いかな、と心配してたら暑い!」と汗をふきふき;;


このコンサートは芝生の上でくつろぎながら気楽にきいてもらうためのコンサートです。
来園者も演奏者もリラックスした様子で、いい感じのゆったりした空気が流れていました。


そして森に響くやさしい音色と美しい歌声。すばらしいです!
芝生広場の音響もなかなかいいもんですねぇ。

「広いところで歌うと気持ちいい」と演奏者のみなさんも楽しんでくれたようでした。


特に大がかりな演出もなく、音楽を奏でるほうも聞くほうも気楽に楽しめるこんな音楽イベント、また季節のいい時期を選んで開催していきます!

2011年11月12日

暖かかった一日

また季節が戻ってしまったかのような暖かい一日となった今日、芝生広場横の花壇では、これまた季節が戻ったかのようにチョウが飛び交っていました。


ツマグロヒョウモン

ヒメアカタテハ

寒さに耐えてきたせいか、さすがに羽はボロボロ。それでも元気よく花の間を飛び交っていました。

この時期にこんな暖かくなってしまう気候は心配ですが、虫たちにとってはやっぱり嬉しいことなんでしょうねぇ。

2011年11月6日

秋といえばやっぱり…秋のきのこ観察会

夏に行って好評だったきのこ観察会。きのこといえば秋でしょう!ということで、この時期にも開催することとなりました!
(きのこの発生量自体は夏のほうが多いそうです)

でも、天気はちょっと雨がち…><
まぁ雨はきのこにとって恵みの雨、少々の雨にも負けずこのイベントは決行です!

参加者のみなさんもキャンセルはあったものの、雨の中を十数名も集まっていただきました。


今年は全国的にきのこは不作な様子です。
講師の三輪さんも「例年の時期に見られるきのこが見られず、見られないきのこが見られる」と、発生時期がおかしくなっていることを指摘されていました。

そんな中で、県民の森でどれだけのきのこが見られるか不安ですが、とにかくきのこ探しツアーに出発!

ふれあいの館からつどいの広場、雑木林の遊歩道といろいろな場所をきのこを探すための「きのこ目」になって進んでいきます。

広場の横でツチグリが大発生。三輪さんの説明を聞きます。

いざ探してみると、いろいろなきのこが見つかります。

チチアワタケ

トンボ池でハタケシメジを採取

面白い形のスッポンタケ

アカカバイロタケとったど~!!
本日の大きさチャンピオンでした☆

こうして昼前まできのこを探し、館にもどってどんな種類が採れたのかをみんなで見てみることにします。

おもしろいきのこについて三輪さんからの解説。聞けば聞くほど、見れば見るほど、きのこの奥深い魅力にはまっていってしまいそう~^^


スッポンタケの卵の断面も見せてくれました。
ゼリー状なんですねぇ。

時間を延長していろいろなきのこの解説がありましたが、いくら聞いてても飽きないですね~。

ここでいったん解散した後、三重菌輪の会のみなさんで、全部のきのこの種類を同定作業に入りました。

こうして確認できたのはおよそ50種類。
不作のなかでは、なかなかの成果ですね!

今回もまたきのこの魅力を堪能できたこの企画は来年の夏にも開催する予定です。
きのこの魅力に触れたい方はぜひご参加を!

そのままきのこの奥深い世界に引き込まれてしまうかもしれませんけどね…フフフ(笑)

2011年11月5日

小鳥のお家をつくろう-鳥の巣箱づくり教室

森をきれいな声で賑やかにしてくれる小鳥たち。

県民の森もそんな小鳥たちがたくさん住んでくれる森を目指しています。

そこで、森に小鳥たちがすみやすいお家をつくってあげよう!
という企画「鳥の巣箱づくり教室」です。

巣作りは春じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、巣作りの季節になってから巣箱をかけるのではちょっと遅く、冬の前の今かけるのがよいそうです。


講師は野鳥観察会でおなじみ、市川雄二さん。
最初にどんな鳥がどんな巣をつくるのか、巣箱に入るのはどんな鳥なのかの説明を聞きます。


巣箱につける穴の大きさで中に入る鳥も変わりますが、今回作るのはシジュウカラヤマガラキビタキなどが入る大きさの巣箱。


ノコギリで板を切って、かなづちで釘を打って…参加者のみなさんには親子で大工さんになっていただきました。




板をななめに切ったり、大きなドリルで穴を開けるなど、なかなか難しい部分もあったかな?

お母さんが頑張っている横で、オリジナルの工作物をつくっちゃってる子もいましたが(笑)、やっぱりものづくりって楽しいですよね^^

最終的には親子で協力して立派な巣箱が完成!


と、今回はそれだけでは終わりません。

午後からは野鳥の森で、完成した巣箱を木にかけるところまで行いました。

鳥が入りやすい巣箱の場所を市川さんに聞きながら、自分の作品を木にくくりつけていきます。

小雨が降っている中、お父さんがしっかりと設置
落ちないように気をつけてね~><

こうして巣箱を自分でかけると、「小鳥が巣をつくってくれるかな~」と、今度から森に来る楽しみができますね☆


さあ、小鳥は入ってくれるかな?

もし入ってくれたらこのブログでも報告したいと思います。
ここから鳥たちが巣立って、森の中に美しい鳴き声を響かせてくれるのが楽しみです♪

2011年11月3日

土と遊ぼう♪―こども焼きもの教室

食欲の秋、スポーツの秋…みなさんの秋はどんな秋?

さまざまな活動にちょうどいい季節になりましたが、本日体験するのは「芸術の秋」!
自然の土の面白さと温かみに触れる「こども焼きもの教室」です。
講師は県民の森のとなりで窯を開いている陶芸家の榊原勇一さん。


器を作ることを目指す焼きもの教室ではありますが、今回は「まず土と親しんでもらいたい」という榊原さんの意向で、参加者にはかなり自由に作品をつくってもらえることになりました。

土と親しむ…ということで普段だったら子どもたちが土まみれ、泥まみれになったらお母さんが怒るかもしれませんが、今回は無礼講ですね!

講師の榊原さんの見本づくり

榊原さんからひと通りの作り方の手順を教えてもらったあとは、いよいよ作陶開始!


思うままに形の変えられる粘土は、子どもだけでなく大人でもいじっているとやっぱり楽し~い♪
ついつい夢中になってしまいます。

適所でアドバイスをもらいながら、思い思いの作品をつくりあげていくみなさん。






真剣でありつつも、楽しそうです^^
小さな子は作品ができるかな~と思ったら、粘土をちぎって、丸めて、つぶして、のばして…うん!しっかり土と遊んでるね♪


形ができたら、最後に白い泥で色付けして完成。

できあがったたくさんの作品は、ユニークだったり実用的だったりとさまざまですが、どれも楽しんで作った様子が表れていますね~。

予定の時間をだいぶ延長して作品づくりに熱中したこの企画、みなさん存分に土と親しむことができたのではないでしょうか。


この後、作品たちは榊原さんの黒石窯で焼かれ、立派な焼きものになって戻ってくる予定です。
焼いてみると、生の状態とはまた違った表情を見せてくれるのが焼きもの。どんな風に仕上がるのか、参加者のみなさんは楽しみにしていただきましょう。乞うご期待!

2011年11月2日

アゲハチョウの幼虫たち

県民の森では今、アゲハチョウの幼虫を展示飼育しています。

園内のイヌザンショウにいたアゲハチョウ(ナミアゲハ)オナガアゲハカラスアゲハの幼虫が合計14匹!

ナミアゲハの幼虫

オナガアゲハの幼虫

カラスアゲハの幼虫

イモムシというと苦手な人も多いですが、葉っぱをムシャムシャ食べたり、モゾモゾと動く姿はかわいらしく、ずっと見ているとクセになりますよ(笑)

最初は数ミリ程度だった幼虫たちもずいぶん大きくなり、冬が近づいている今は続々とサナギになっています。

小さいころの幼虫は白黒模様。
鳥の糞に擬態しています。

カラスアゲハの前蛹(ぜんよう)
もうすぐサナギになります。


彼らはこのまま冬を越し、羽化するのは春になってから。

無事に冬を越し、春に美しい成虫の姿を見せてくれることを楽しみにしています♪
それまでゆっくりとオヤスミナサイ。