1/25は前々からやってみたかったミツロウづくりのイベントを開催しました。
そもそもの始まりは昨年の春…
県民の森でニホンミツバチの飼育を始めたことがきっかけでした。
ミツバチが生み出すものは、捨てるところがありません。
ハチミツの搾りカスからは貴重なミツロウをとることができます。
今回は出来たてのミツロウでクリームを作るまでを体験していただきました。
まずは県民の森に来てくれたニホンミツバチの写真を見ながら、生態やミツロウについて紹介をします。
ミツロウとはミツバチが巣をつくる為に分泌するロウ物質。
そのままでは使えないので、巣を溶かして細かいネットでこし搾ると…
出てきました!
真っ黄色なミツロウ。
温度が下がるとどんどん固まっていきます。
200gの巣からは30gほどのミツロウが採れました。
お次はクリームづくり。
まずはビーカーに材料を量って…
湯せんをして材料を溶かします。
すべて溶けたらケースに移して、かき混ぜて固まったら完成です♪
今回は特別にニホンミツバチのハチミツ入り!
さっそく使い心地を試すみなさん。気に入ってもらえたようです。
できあがった黄色のクリームをみて
「この色はいのちの色」と言った方の言葉が印象的でした。
一匹のミツバチが一生に集めるハチミツは、小さなスプーン1杯と言われています。
ミツバチたちが分けてくれるものをぜひ大切に使いたいですね。
買えば身の回りのもののほとんどが揃う、便利な世の中だからこそ
手作りをすると気づくことがたくさんあるように思います。
小さな虫に感謝する一日でした。