クロモジ、ヒノキ、クスノキ…
どんな香りか御存じですか?
どれも日本の山にある、香りの木たち。
今日はそんな和のアロマを体験する「森の香り袋づくり」が行われました。
使ったのは三種類の木。
まずはその木の紹介をしましょう。
・クロモジ
昔から高級楊枝の原料として使われてきました。
その香りは爽やかな中にも甘さを感じるいい匂い。
私も大好きな香りで、巡回中にクロモジを見つけるとついつい、少し枝を手折ってはクンクンしてしまうのです。
・クスノキ
クスノキの香りの主成分“樟脳(しょうのう)”で御存じの方もみえるはず。
その防虫・防腐効果の高さから、天然の防虫剤として衣類を虫やカビから守るために使われてきました。
掲揚台から採集してきたクスノキも、スッキリとした木の香り!
・ヒノキ
日本の木の香り…といえば、ヒノキを思い浮かべる人も多いはず。
深く心落ち着かせるこの香りは、家や神社の木材、ひのき風呂など日本人になじみ深い木であります。
今回は生産の森の間伐材を利用しました。
つくり方はとっても簡単!
まずは好きな布をえらんで、袋をつくってゆきます。
袋が出来上がったら、次は好きな香りの木を選んで細かくしていく作業。
クロモジは金槌でトントンすると、香りが出やすくなります。
みなさんが作業をしだすと、図書館の中はいい香りでいっぱい!
んー。癒される…
袋がいっぱいになったら、好きな色のリボンをして出来上がり!
カワイイ香り袋ができました~♪
タンスの中にいれてもよし!枕元においてもよし!
車の中に置いておくという方もみえました。
どうしても人工香料が多くなりがちな日々の生活。
優しい自然の香りは、心を穏やかにしてくれますね☆