本日は「虫ハカセになろうシリーズ第4弾!アリ・ハチの観察会」が行われました。
私たちの家の周りや庭など身近なところで生活をするアリとハチは昆虫の中でも身近な存在です。
今日はその魅力に迫ってみましょう!
講師は三重昆虫談話会の川添先生です。
まずは、パワーポイントを使ってハチについての説明がありました。
テーマごとにハチをご紹介。
こちらは“きれいなハチたち”よりセイボウの写真。
セイボウとは…
こんなメタリックブルーのハチなのです。
これは先生のお庭のバラに来ていたところをパシャ!
キレイなハチの多くは寄生バチだそう。
他にもカタツムリの殻の中に卵を産むという“おもしろいハチ”マイマイツツハナバチや、アシナガバチの巣が大好きな“ハチのギャング”ヒメスズメバチなどの紹介がありました。
ハチ観察のポイントもアシナガバチを例にして、生態なども含め詳しく教えて頂きました。
その後は真夏のフィールドにレッツゴー!
皆さん、タモや小ビンを手にして準備ばっちり☆
ふれあいの館を出ると、さっそくハチが。
子どもたちは憶せず捕まえに行きます!
毒の弱いハチだけど、刺されないように気をつけて…
そっと小ビンに移してね。
無事つかまえました☆
薬品をいれたビンの中で、ハチは静かになってゆきます。
と、「こっちに来てくださーい!」と先生の声。
アリの巣がありました。
巣の主はクロヤマアリ。
ここで先生からのアリの観察ポイント!
巣の入り口を見ていると…違う動きをするアリが。
遠くへ出てゆく働きアリと、入口をウロウロしている門番アリ。
ちゃんと役割をもってるんですね。
そして、アリといえば“働き者”のイメージですが…
じつは、暑いときには働かずに巣の中でじっとしているんだそう。
うーん…
暑い日は休みだなんて羨ましい!
続いて、スズメバチの姿も。
飛ぶのが速いー!
見失っちゃった…
今度は、こちらで採取しておいたハチの巣の観察です。
アシナガバチとキイロスズメバチの巣。
巣の中はどうなっているかな…?
こちらはキイロスズメバチの巣。
きれいな六角形をしています。
幼虫たちがこんにちは。
顕微鏡でもっと詳しく見てみよう!
普段は見えないところまで見えちゃいます。
お父さんも夢中☆
と、あっという間に時間になってしまった今日の観察会。
日中は35度を超す真夏日となりましたが、川添先生、参加して下さいました皆様、暑い中ありがとうございました。
みなさんの真剣な表情や楽しそうな姿を沢山見ることができましたが、怖がらずにいきいきとハチを追いかける子どもたちの姿が一番印象的でした。
沢山汗をかいて楽しかったね!
世界に12万種、日本に約4500種もいるハチたち。
そのほとんどが名前が付いていないそう…
ハチを研究される方が少ないのも理由のひとつ。
今日の子どもたちが明日のハチ学者になってくれたら素敵だなと、思わずにはいられません☆
☆ おまけ ☆
後片づけをしている時のこと…
そばにクモを引きずるベッコウバチの姿が。
観察会の時に狩りをして欲しかったよ…
なかなか思うようにはいかないですね。(笑)
さて、次回の虫ハカセになろうシリーズは 8/5「クモの観察会」です。
お席はまだございますので、ご興味がある方は是非お待ちしております♪