昨年始まった県民の森のニホンミツバチプロジェクトが、この春本格的に動き出しました。
その第一弾は「ミツバチの巣箱づくり」
しっかりいいお家をつくって、県民の森にニホンミツバチを呼ぼう!
講師は県民の森でニホンミツバチの養蜂をするきっかけを下さったモリメイトの徳田さん。
まずはニホンミツバチについてお勉強。
昔から日本に住んでいるニホンミツバチは基本的に大人しく怖がりな性格。
ハチというと怖いイメージを持たれがちですが、ミツバチ、スズメバチと種類によって性質や攻撃性が違うことがわかりました。
といえど仲間や巣を守るためにニホンミツバチも刺すことがあります…
その生きものの特性を知るのは、長く仲良くお付き合いするために大切ですね♪
お勉強も徳田さんのミツバチに対する愛情たっぷりのお話で、楽しく学ぶことができました。
次はメインの巣箱づくり。
モリメイトきっての木工職人、三津谷さんが加工してくださった巣箱キットを家族で協力しあい組み立ててゆきます。
まずは徳田さん手作りの巣箱模型で出来上がりの作りをチェック☆
普段手にする機会のない工具を、ケガをしないよう真剣に扱う子供たち。
そして普段木工をしない大人たちにとっても、図面を読みイメージをして組み立てていくのは頭の体操…。
最初は難しそうな顔が見られましたが、すこしづつ形が出来上がると徐々に笑顔が見られました。
小さいな子はネジしめ頑張ったね☆
お昼を食べ午後の部は、完成までの作業と子供たちにはミツバチのブローチづくり。
徳田さんの奥様かおりさんお手製の水引のミツバチさん。
「かわいいー♪」さっそく服に付けたりと、とても喜ばれました。
そして、できあがった巣箱には青色のペンでお絵かき☆
これは青色を特に認識し、犬ぐらいの識別能力があるとされるミツバチに絵で自分の巣箱を覚えてもらうため。ハチさんは賢いのです。
見事10家族が協力し合い、5つの巣箱が出来上がりました!
どっしりした重量感。すき間のないいいお家です。
出来上がった巣箱は、ハチが好む条件がそろう場所へ…
ミツバチの巣分かれは桜が咲くころから始まるとされています。
無事、群れが入りますように☆
参加者の皆さま、モリメイトの皆さま、一日どうもありがとうございました。