2015年3月20日

里山づくり&たき火の会

広葉樹が葉を落とし、草木が眠る寒い間は里山整備のシーズン。
今回は降り積もった落ち葉を集め、その落ち葉で焼いもをする「里山づくり&たき火の会」が行われました。

作業場は遊歩道から少しはいった森の中。
たくさんの落ち葉と、間伐した木があちこちに重なっています。
昔はこれらは焚き木として使われ、大切なエネルギー源でしたが
今では使われることがなくなり、放置されている里山がほとんど。


それらの枝を片づけると、日がよく当たるようになり様々な植物が芽を出しやすくなります。
今日つかう落ち葉を集めつつ、里山整備の開始!



「よいしょ!よいしょ!」
大きな木も皆で運べば大丈夫♪



小さな子どもさんも一生懸命落ち葉を集め、二時間の作業後は森の中がすっかりきれいになりました。皆で整備した森がどんな風に変化していくのか楽しみですね☆


さて、集めた落ち葉をもって近隣のキャンプ場へ…
お昼ご飯の跡は楽しみな焼いも&バームクーヘンづくりです!


落ち葉の山の中はアルミホイルで包んだサツマイモがゴロゴロ。
「上手に焼けますように♪」
立ちのぼる煙に目が痛いけど、子供たちはしっかり火の番をしてくれます。


 同時進行のバームクーヘンづくり。
様々な家族が協力し合いながら一緒に作業しました。


焼いている間はマシュマロや、モリメイトさんからウィンナーの差し入れも。
炭火であぶって「おいしい!」と大人気でした♪



焼いもも出来上がりましたよ~
「あつっ!」と言いながら頬張るお芋は甘い!と好評でした。




今回は火力が弱かったのかちょっと焼くのが難しかったバームクーヘン…
でも最後の1本はフワフワのバームクーヘンが出来上がりました!



スイッチひとつでお湯を沸かしたり、暖をとることができる快適な世の中。
最近では庭でたき火をするのも難しくなり、自然の火のあたたかみやありがたみを感じる機会が少なくなりました。
たき火は昔ながらの循環していくエネルギーの1つです。
自分で落ち葉を集めて、自分でお芋を焼いて食べる!そんな生きる力の体験を今後も楽しみながら提供できればと思います。