2013年7月12日

森の果物。ヤマモモでジャムづくり!

森の夏の果実…といえばヤマモモ。

じつは県民の森には大きくなったヤマモモの木がたくさんあるのです。
去年は実の付きが悪かったのですが、今年は嬉しい豊作☆



真っ赤に色づいて食べごろ!


ということで、森の恵みを頂く「ヤマモモのジャムづくり」を今年も開催しました。


暑い中お集まり頂いたみなさん。
今からヤマモモを拾いにいきましょう!というと「わーい!楽しそう!」との声。
そう、今日は自分で拾った実でジャムをつくります☆
頑張って拾わなくっちゃ!


前もって敷いておいたブルーシートの上には、熟して落ちてきたヤマモモがいっぱい。
きれいなものを選んで集めます。



拾いつつパクッ!
せっかくなので、生の味も試してもらいました。

「おいしー!」

次々と実を口に運ぶ姿も。
ヤマモモはそのままでもとても美味しいのです。
また、木によって実の大きさや味が少しづつ違うのも面白いところ。

いっぱいとれたかな?

ヤマモモ拾いが落ち着いてきた頃…
頭上で木の枝が一つ、大きくゆれました。
「あれは!」

おサルさん登場。

到着した時から道路で姿を見かけたサルたち。
彼らもヤマモモの実を食べに来ていたのでした。
ジューシーな実はサルも好物のようです。
美味しいものね。



さて、収穫が終わったらまずは実をきれいに洗います。

ヘタも取ってね~


準備ができたら、さっそくジャムづくりのスタート。


今回は水は使わず、出てくる果汁と砂糖でつくります。
焦げ付かないように気を付けてね!





火にかけ始めると徐々に出てくる真っ赤な果汁。
コトコト煮込んで、実が柔らかくなったら潰してほぐします。





そして、濾して種を取り除き、レモン汁を加えて煮詰ると完成!
煮詰める時間や砂糖の量により家族ごとに少し違うジャムになり、どれも美味しそうに出来上がっていました。


では、早速出来上がったジャムを試食してみましょう。
ヤマモモジャムのおススメは、バニラアイスにかけて食べること♪
自分のジャムはどんな味でしょう。




「おいしい!」と皆さん。手作りジャムの出来栄えに大満足の様子。

今回は子どもさん達が実を拾うところからジャムをつくるところまで、頑張って作業をする姿が印象的でした。汗をかいて作ったから、余計においしいね♪

そして、実を沢山分けてくれたヤマモモの木に感謝。
食べる物は買うことが当たり前の今、自然からもらう喜びを子どもさん達にも感じてもらえると嬉しいです。