2013年6月13日

夜の森を探検!ナイトハイク&ホタル観察会

暗闇を飛びかうホタル…
夏の夜の風物詩ですね。

じつは県民の森にもホタルがいるのですが、発生状況が年ごとに違います。
今年はちょっと良さそう!ということで
緊急企画「ナイトハイク&ホタル観察会」を6/8に開催いたしました。


やっと薄暗くなりはじめた19時半。
まずはホタルについてお勉強です。




今日の主役はゲンジボタル。
日本のホタルの中でも大型の種類となり、光も大きいので見ごたえがあります。
沢山見てもらえますように☆

そして、ホタルが飛び始める8時に合わせて移動…
目的地の流れの広場までナイトハイク、みんなで夜の森を探検です!

闇夜もみんなで歩くと楽しい!

ちびっこ広場を抜けると、さっそくホタルがお出迎え♪
「わぁ」と歓声があがります。
目的地はまだまだ先だよ~ 

とんぼ池に近づくと、何やら大きな声が聞こえます。

「いたいた!」


声の主はウシガエル。
昼間は音に反応してすぐに水に飛び込んでしまい、なかなか姿を見ることができません。
その他にもモリアオガエルの卵など、カエルの観察ができました。


そして、流れの広場にある友情の池に到着。
池を囲むようにホタルの光が点滅します。

きれい~


やさしく手にのせて観察


ゲンジボタルの特徴は胸にある黒い十字。
ラテン語で“光る十字架”という意味の学名がついています。


ホタルは羽化して1週間から10日ほどの短い命。
わずかな水分しか口にせず、幼虫のときに蓄えた養分で生きています。

儚い命の光。
その命がつながっていくように、これからもホタルが生活する森を守っていきたいです。