日本人が古くから利用してきた里山。
最近は荒れた里山をもう一度、手入れをして復活させようという取り組みが各地で行われています。
冬はそんな森を整備するのにちょうどいい季節。
ということで12月8日、認定NPO法人「森林の風」さんをお招きして、「里山のきこり体験」を開催しました。
ヘルメットとノコギリできこりの格好になったら…
何よりもまず安全な作業が第一!
ケガをしないように準備運動からです。
声を出していっち、にー、さん、しーっ!森林の風さんに整備してもらった森を見ながら作業する場所へ向かいます。
整備後の森は明るく日が差し込み、隣の整備していない森との差は一目瞭然。
現地へ到着。
班ごとに分かれて、どの木をどう切ったらいいか教えてもらいます。
手ノコでの木の切り倒し方を実践。
コナラは固い木だからがんばって~☆
安全に倒すための切り残し部分「ツル」ができたら、最後は…
「せーのっ!」
手で押して倒します。
自分の手で切り倒した実感が湧きますね♪
倒す方向が難しい木はロープで引っ張りながら…
ズシーンッ!!
と、少し大きめな木は倒した時の迫力がすごい…。倒した後は、木の年輪も数えてみよう。
この木でも30年以上の年齢。
子供たちも自分たちよりはるかに年上の木を切ったことにビックリでした。
なかには70年ほどの木も。
この場の誰よりも大先輩!
でもこうして間伐することにより、ひこばえなどで木が若返り、元気になるんです。
コナラの木は来年のシイタケ菌打ちのホダ木にもなるので、玉切りまでしておきます。
枝や幹もしっかり分解して、積み重ねておきましょう。
重い丸太は協力して、よいしょ!よいしょ!
こうして整備された森はとても明るくなりました。
大変な作業でしたが、自分たちで倒した木から切られたコースターもおみやげにもらい、みなさん充実の笑顔でした。
最後にきれいに色付いたフウの木の前で記念写真。
皆さま、お疲れ様でした!