2014年8月8日

涼しげな青

8月になり、夏真っ盛り。
暑い日が続き、参ってしまいそうですが
太陽の丘では、秋の七草のひとつ「キキョウ」が開花を始めました。






















雨上がりにひと花…
風に揺られて、なんとも涼しげ。

今ではすっかり数が減ってしまった野生のキキョウ。三重県では準絶滅危惧種に指定されています。
オミナエシと同様、草原より民家の庭先で見かけることが多くなった植物のひとつです。
秋の七草の中では「あさがお」の名で数えられており、根に薬効があることから生薬としても昔から親しまれてきました。

ただいまの開花株は4つほど。
まだ蕾のものもあるので、しばらくはキキョウの花をお楽しみいただけそうです。




県民の森ではこのキキョウをはじめ、キンランやササユリなど希少な植物を保護し増やす活動をモリメイトと共におこなっています。年々少しづつ数が増えており、うれしい成果です。

来年はもっとたくさんの花が見られますように。