8月の末ころから森の図書館前に続く廊下ではツマグロヒョウモンの幼虫を飼っており、9月になってから続々とサナギになっていましたが、今日ついに一頭め(チョウは1頭、2頭…と数えます)の羽化がありました!
実はこの子、水槽のガラス面にサナギをつくってしまい、そのせいかサナギになった途端、床に落ちてしまっていた子なんです。
わりばしに接着剤で固定してあげたのですが、床に接していたサナギの横半分はぺったんこ…
無事に羽化できるか心配だったのですがこのとおり、見事な大人になれました!
ちなみに足が2対しか見えませんが、これはタテハチョウの仲間の特徴。前脚が退化してしまっているためで、サナギが落ちた影響ではありません。
それでもやっぱり羽の形がすこしいびつですねぇ。
ちゃんと飛べるかな~…
そんな心配をしながら網をはずして太陽のもとにおいてあげると…見事に羽を広げて力強く飛んでいきました。
よかったよかった~^^
野生では一度落ちてしまったサナギは無事にというわけにはいかないでしょうが、 それでもトラブルにめげない命の強さを感じることができました。