2012年1月21日

シイタケの菌うち体験

この時期の恒例となっている企画、「シイタケの菌打ち体験」。

家庭でシイタケ栽培ができるホダ木をもって帰れるということもあり、毎年すぐに定員いっぱいになる人気の企画です。

ホダ木となるコナラの原木は、昨年10月の「伐木体験」のときに、参加者で力をあわせて倒したもの。そのときのみなさんも今回、参加しております。


それではさっそく菌打ち作業、と、その前に雑木林やコナラについてお勉強。


森林の遷移(移り変わり)についてや、ドングリについて、ナラ枯れ病についてなど、子どもにとっては、ちょっと難しかったかな?


さあ、ではお待ちかねの菌打ち作業です。

ドリルで穴を開けて、そこにシイタケ菌のついたコマを木槌で打ち込みます。家族で協力して作業する姿、楽しそうですね。




意外と単純な作業ですが、あとはこのホダ木を日陰に置いておけば、来年の秋には立派なシイタケがニョキニョキ出てくるはず!

スーパーで売られているシイタケはオガクズ培地などでできた菌床栽培ものが多いですが、原木でできたシイタケの味は、それらとは段違いですからね~、楽しみです♪


「こうやって実際に体を動かす体験は子どものたちの勉強になりますね~」とは参加者のお母さんの弁。
その通り。人と森との関係や、どうやって森から食べ物がつくられるかを学ぶのにも、シイタケの菌打ちはぴったりです。
なんせ最後は自分たちが実際に食べられるものができるわけですから☆

参加者のみなさん、シイタケができるのを楽しみに、大切に育ててあげて下さいね。