学習展示館で展示飼育していたチョウやスズメガたち。
最近、そのチョウが羽化のシーズンを迎えています。
さて。
この子はだーれ?
正面から見ると、すこし間の抜けた顔がかわいい!
横からみると…
アオスジアゲハでしたー
アオスジアゲハの幼虫はハエの寄生率が高く、やっと見ることのできた成虫。
羽の白い部分は燐粉がなく光に透けるとキレイです。
さて、次は?
スイカズラにぶら下がっていた謎のサナギ。
正体が知りたくて連れてきましたが
中から出てきたのは…
ホシヒメホウジャクでしたー
写真ではわかりにくいですが、大きめのお腹は上にそっていて、羽もゴツゴツしています。
よく見るとカッコイイ!けど、ほんとうに飛べるのかな…。と心配になる体つき。
いつも見逃すまい!と気をつけていても、見れずにいた羽化の瞬間。
今回は殻が割れるところから抜け出るところまで、しっかり見ることができました。
クロアゲハが触角を抜き出す瞬間。
わずか5分ほどだった羽化の時間。
夢中で見ていた私は、もう少し長い時間だったように感じ、
幼虫だった時のことを思い返しさらに感動したのでした。
とても貴重な時間でした。
こちらはルリタテハ。
幼虫の時はトゲトゲで、いかにも刺すぞー!という姿をしていますが…
実は無毒。
ほんとによく食べる子たちで、エサ取りも大変でした。
一見地味ですが、キレイな青い色を隠しています。
他にもキアゲハ、ムラサキシジミ、オオスカシバとまだまだこれから沢山のチョウやスズメガたちが羽化をします。
運が良ければその瞬間を見ることができるかも!
展示館を訪れた際は、是非チョウの水槽の中をのぞいてみてくださいね。