2013年11月27日

紅葉情報11月第5週

11月ももうすぐ終わり。
県民の森では紅葉が見ごろを迎えています。

少し前より赤色が増え、より鮮やかになってきました。
色付いてきたのはトウカエデ、フウ、イロハモミジ。

草笛広場:フウとトウカエデ


とんぼ池:トウカエデ



冒険の森:イロハモミジ


 つどいの広場からは秋の錦が。
晴れると色が映え、本当に美しいです。



子供たちに大人気のアスレチック。
すっかり秋模様です。
遊びながら紅葉狩りができますね。


遊歩道を歩けば木漏れ日が優しく降り注ぎます。
穏やかな気持ちになり、心地いい…

ばったり小鳥たちに出会えるかもしれません。



ふれあいの小道、ベンチからの眺め。


一足先に色付いていたケヤキの木は、今では葉が落ちてふかふかの絨毯を作ってくれています。
日々変化する森の表情。冬がもうすぐそばまで来てるようです。

2013年11月23日

冬鳥観察会

森が黄色や赤に染まり始めるころ、遠く北の地からは冬を越すために鳥たちが渡ってきます。

今年は少し遅れ気味の様子でしたが、県民の森にも冬鳥たちが到着!
そんな鳥たちの生態を学ぶ、冬鳥の観察会での様子をご紹介します。


講師は日本野鳥の会三重から矢田先生をお招きしました。


まず野鳥についてと双眼鏡の使い方を復習したら、さっそく森に出かけます。
その途中、キンモクセイの木の下では成虫で冬を越すウラギンシジミを発見!
昆虫も好きな矢田さんからは、鳥だけでなく虫たちの話を聞くことができました。

葉っぱの裏で厳しい冬を乗り越えます。…野生の生きものは強い。頭が下がりますね。


大駐車場では定点観測を行いました。

トビがいるよ!

風に乗り青空を舞う姿、かっこいいなぁ


森の中ではウグイスやカラ類の声が聞こえます。
しっかり耳をすまして…神経を集中させます。
声で種類を特定することができると、野鳥観察の楽しみが増えますね。


そして散歩の広場では青い冬鳥、ルリビタキの声が!

姿が見れず残念… 図鑑で確認です。


遊歩道沿いでは高い木の梢をメジロが通りすぎていきました。

他の野鳥とともに群れをつくるメジロ。混群が通りすぎるときは賑やかです。


つどいの広場ではセグロセキレイが見られました。

ちょこまか歩くセキレイ、スコープで覗くとよく観察できました

全体的に鳥が少なかった今回の観察会でしたが、声のみを含め13種の野鳥を確認することが出来ました。
観察は記録をとること、続けていくことが大切と先生。
皆さんもぜひ自分のフィールドを持って観察を続けていって下さいね!

さて、次回は1月に冬鳥の観察会の開催を予定しています。
これから真冬になるにつれ、冬鳥たちの数も増えていくので、渡り始めの今回よりも冬鳥が見られるかもしれません。
とても楽しみですね。

2013年11月17日

音楽の秋♪ アイリッシュライブ

11月も中旬。
日に日に鮮やかさを増していく県民の森で、17日にアイリッシュライブが開催されました。
今回も名古屋からフィドル奏者の小松さん、ギターの小堀さんをお招きして秋の音楽会の始まり始まり。



アイルランドの伝統音楽をフィドル(バイオリン)とギターが奏でます。
テンポの良い曲から切なさを感じる曲まで幅広く、ご来場いただいた皆さんも楽しまれている様子♪


曲の合間には、小松さんがアイルランドへ行かれた時のお話も聞くことができ、音楽だけでなく文化や生活についても知ることができました。


そして、ギターの小堀さんはフィドルも弾けちゃう!ということで、1曲ソロで演奏してくれました。
同じフィドルでも弾き手が変わると音の雰囲気も変わるんですね。

森にちなんで、小さい子も大好きな「森のくまさん」も演奏して下さり、素敵な曲の数々に、あっという間にライブの時間は過ぎていきました。お二人ともどうもありがとうございました。


ライブの模様はコチラ☆


小松さん、小堀さんは定期的に名古屋のアイリッシュパブやカフェで演奏をされています。
小松さんのHPhttp://www.daikomatsu.com/
美味しい料理を食べながらのアイリッシュライブも楽しいので、ぜひチェックしてみて下さいね。

2013年11月11日

紅葉情報

11月に入り、朝晩がぐっと冷え込むようになりました。
徐々に色づき始めた園内の様子をご紹介します。


県民の森の紅葉はいつも野鳥の森から降りてきます。

展望台広場のケヤキがきれい。


道路沿いで見られるひと際大きな葉っぱはウリハダカエデ。

黄色~オレンジ色でした。


羽状複葉が美しのはハゼノキ。

ウルシの仲間のハゼ、ヌルデは赤色に染まります。


山菜として親しまれているリョウブは緑と黄色と半分こ。 

移り変わる途中も美しいですね。


茶色くなった枯れ葉がいつまでも枝に残るヤマコウバシ。

いまは鮮やかな黄色が目を引きます。


自然学習展示館のケヤキ。
朝日を浴びて赤く見えますね。

秋雲下の大きな木…、絵になります。


つどいの広場。
奥にあるフウの木はまだまだこれからの様子。 



町道沿いはサクラ並木が秋色に。



そして…
秋を感じるのは『目』だけではありません。

ちびっこ広場やとんぼ池の周りでは、落葉したある葉っぱから甘い香りが…

ハートの形のカツラの葉


このカツラの落葉した葉はカラメルと同じ成分を含む為、甘い香りがするそう。
「みたらしの匂い」という方もいます。どちらもお腹のすくいい匂い!
敷き積もった落ち葉の上をカサカサ音を鳴らしながら歩くのも気持ちがいいですね。

森の中では紅葉だけでなく、ぜひ匂いや音など、感覚を研ぎ澄まして歩いてみてください。
きっと色んな秋の表情に出会えるはずです。

こども焼き物教室

毎年、文化の日に開催する人気企画「こども焼き物教室」。
今年も多くの方にご参加頂きました。

講師は県民の森の側にある尾高創房村で窯を開いていらっしゃる榊原さん。
まずは榊原さんより土の基本的な扱い方について教えていただきます。

ひもを作って重ねるやり方を実演!


さて、作り方が分かると今度はどんなデザインにしようかな??
すぐに作業にとりかかります。

お母さんと相談中!



何を作るのかな…?



茶碗を作成中~♪形になってきました!



つくり始めると子供さんも大人の方も真剣な顔つきに変わっていきます。
みなさんとても良い顔をしていました。



形ができあがると、それぞれに次の工程へ進んでいきます。
こちらはろくろを使って、先生が技を伝授してくれました。

回しながら水につけた布をあてると…
すべすべに変わった!


わーい!上手にできてとても嬉しそう。


ヘラを使うと、きれいに模様をいれることもできました。

真剣!


こちらも模様づくり。
お花の形をハンコのように押して、可愛らしい模様のできあがり!

すてきなお皿です。


モミジやシダなどの葉っぱを使う模様づくりも人気でした。 

どの葉っぱにしようかな?


葉っぱの上から化粧土をぬって…

めくると葉っぱが浮かび上がりました!


小さな子供さんもお母さんと一緒に楽しく作業♪

お顔ができてきたね☆


少し凝った作品に挑戦される方もみえました。

花瓶の口にはウサギがちょこんと乗っています


こちらのお父さんは金魚の隠れ場所をつくったそう。こだわりの逸品です。

マンタの口の中に隠れる魚…。ナイスアイディアです!


同時進行で行われた絵付け体験は女の子たちに人気でした。

 ピンク、青、緑、黄色、こげ茶色…
5色の色を使って自由に絵をかきます。









さぁ、出来上がった作品が大集合!


焼きあがりは約1カ月後です。
とても楽しみですね。



2013年11月4日

芸術の秋、秋のミニコンサート

森の木々が色づき始める頃、県民の森で恒例となっているミニコンサート。

今回は台風接近に伴い、一時は開催が危ぶまれたものの、当日はいいお天気!
風はありましたが、すがすがしい森の中でのコンサートの様子をご紹介します。

まず、最初に演奏して下さったのは「京都オールド・タイム・クラブ」の皆さん。

今回も満員です♪



フィドル(バイオリン)にバンジョー、ギターなどなど、沢山の楽器をお持ち下さいました。
普段は京都で活躍をされている皆さんはアメリカの伝統的な音楽「オールドタイム」を奏でます。
カントリーに似た軽快な音楽に、自然とリズムをとりたくなります♪


楽しい音楽だけでなく、軽快なトークにもお客さんからは笑い声がたくさん!
曲の合間にはタップダンスも披露して下さいました。

最後はお客さんも一緒にダンス☆

演奏者もお客さんもニコニコとした、とても素敵な音楽でした。

さて、次は毎年楽しみにされている方も多いコカリナグループです。


今年は演奏者がお客さんの周りに座って吹く…という演出でスタート!


澄んだ音色が部屋に響き渡ります。




コカリナに合わせてお客さんも一緒に歌を歌います。

会場が一つになって、とても心地よかったですね☆


最後はお花のプレゼント♪


大きな拍手の中、今年の秋のミニコンサートは終了しました。

やはり音楽はいいですねぇ。
オールドタイムミュージックとコカリナ、二つの趣の異なる音楽をみなさんにも楽しんでもらえたようです。
京都オールド・タイム・クラブのみなさん、YMCAコカリナグループのみなさん、どうもありがとうございました。