2011年12月17日

県主催の冬鳥の観察会

本日朝、県民の森は今年初の白銀の世界!



しばらくすると太陽が出て、5センチほど積もっていた雪は解けてしまいましたが、やはり雪が積もると冬という実感が湧いてきますね~。


そんな中で三重県自然環境室主催の冬鳥の観察会が行われました。

講師は野鳥観察でおなじみの市川先生。

今年は寒くなるのが遅かったせいか例年に比べて冬鳥は少なめなので、どれだけの鳥が見られるかな~と思っていたら、開始時間の前からふれあいの館前でさっそくイカルの群れが参加者のみなさんをお出迎え。これは幸先のいいスタートかも?

市川先生から冬によく見られる野鳥の紹介があったあと、駐車場に移動して双眼鏡、望遠鏡の使い方を学びました。その後、森に入って鳥たちを探します。



この時期よく見られるのが、いくつかの種類の鳥が同じ群れをつくる混群です。 今回も流れの広場で遭遇、エナガを先頭にシジュウカラヤマガラコゲラなどたくさんの種類が見られました。
えさのとり方の関係で、同じ混群でも見られる種類には順番があるのだそうです。



ジョウビタキアオジといった冬鳥の鳴き声も聞くことができ、確認できた鳥は11種類。やはりちょっと少な目の結果にはなりましたが、それも野鳥観察の宿命。
これから一段と冬らしくなれば、さらにたくさんの鳥が見られるようになるでしょう。

野鳥観察シーズンを迎える県民の森では、隔週で野鳥観察会を行っています。ぜひ一度参加されてみてはいかがでしょうか。