郷土の森の朽ちてボロボロになった階段を、新しい丸太で作り直していただきます。
天気は最高!
気持ち良く晴れて外で作業するのにはぴったりです!
天気が良すぎて、この季節にも関わらず体を動かすと暑いくらい(笑)
そんな皆さんのおかげで、階段も立派に修復されました。
ありがとうございました。
それにしてもこれだけあたたかいと虫や動物たちもそろそろ動き始めてきそうです。
なにせ3月6日は24節季でいう「啓蟄(けいちつ)」。
「蟄」とは「土の中にいる虫」のこと。そして「啓」は「ひらく」ということ。
つまり、土の中の虫が出てくる時期ということですね。
自然学習展示館の中では、土の中の虫、ではなく木にぶら下がった虫たちが春をまっています。
アゲハチョウのサナギたちです。
おなじみのアゲハチョウ(ナミアゲハ)
ナミアゲハの上には細長いサナギのオナガアゲハ
宇宙船みたいな形のカラスアゲハ
こうして木にぶらさがったサナギのままで彼らは一冬をこします。
その間、敵に見つからないように木の肌そっくりの色に擬態していますね。
こちらのサナギはコケの緑色までも再現…すごい!
サナギになる場所の質感によって色が変わるそうです。
ツルツルした場所だとこんな風に緑色になるのだとか。
厳しい冬を耐え抜いてきたサナギたち。
そのあとに待っている、もっともドラマチックな瞬間が蝶になるための「羽化」です。
そしてそれは同時にもっとも危険な瞬間でもあります。
ちょっとしたトラブルで翅がうまく広がらず、飛べなくなってしまうので…><
啓蟄が近づいた今、彼らが蝶になる瞬間も近いかもしれません。
無事にきれいな蝶になってくれますように。