2012年6月7日

漢方薬キノココンビ

この時期、植物たちはぐんぐんと育ち、森は緑の濃さを日に日に増していきます。


遊歩道沿いの草も、もちろん元気いっぱい!
おかげで草刈りに追われる日々…(笑)



草が茂っていたところを刈ると、中から面白いものが見つかる事も。


この日見つけたのは並んだ枯れ木についた二種類のキノコ。


分かりますか?

左の木の下の方についている白っぽいキノコがマンネンダケ

奥の木についているのがコフキサルノコシカケ




こちらはマンネンダケ。
いわゆるレイシ(霊芝)ですね。

まだ出始めなので白っぽい色をしていますが、大きくなると茶色い杓子のような形になります。
置物になっているのを見たことがある人もいるのでは?



こちらはコフキサルノコシカケ。
名前の通り、上半分が茶色の粉におおわれています。




両方とも見るからに固いきのこなので、とても食べられるようには見えませんが、薬効のあるキノコとして古くから珍重されてきた、漢方薬キノコの有名コンビです。


意外とよく見かける両者ですが、二つならんで生えていると、なんだかありがたい気持ちになりませんか?(笑)


これから暑くジメジメした季節になったらキノコの季節。
7月にはキノコ観察会もありますので、興味のある方はぜひご参加を!

そのころにはこのマンネンダケも大きくなっているかもしれません。