秋季火災予防運動週間にともない、11月4日早朝に県民の森で特別消防訓練がありました。
今回は学習展示館裏にあるヒノキ林から火災が発生したという設定。
「菰野町の自然を火災から守ろう」をテーマに
菰野消防本部を中心とした、菰野町すべての消防団が参加するという大きな林野火災の実地訓練です。
開始時間を待つ間、緊張する…。
そして7時になり、訓練スタート!
まずは119へ連絡して、職員は初期消火に向かいます。
ヒノキの林に向かって、放水開始!
間もなくサイレンの音が近づき、菰野消防署から消防車が到着しました。
素早く現場に向かいます!
こちらは指揮本部
無線から各消防団とのやりとりが聞こえます。
ヒノキの林が延焼拡大を続けるなか、消防団が到着し放水が始まります!
虹がきれい。 …ってそんなこと言ってる場合じゃありませんね!
今回は菰野町の民間企業の協力参加があり、トラックで水が運ばれました。
もし水が足りなくなっても安心!
このほか、少ない水で効率的に消火ができるホースや、延焼拡大を防止に木を切り倒す為のチェーソーの訓練が行われました。
約1時間程の消防訓練でしたが、消防士・消防団員のみなさんの迅速な対応に
私達、県民の森職員も身の引き締まる思いでした。
訓練終わり!
菰野町は自然が豊かな町です。
そして、その森林の一部である県民の森。
今回の訓練から、この自然が多くの地域の方々に守られている事を実感しました。
これからの乾燥する季節、煙草の吸い殻など、小さな火でも火事になってしまいます。
水と日と土。そして、人々が長い時間をかけて育んだ森を、私達ひとりひとりが大切にしたいですね。
最後に…
菰野消防士のみなさんの頼もしい背中。
日々の厳しい訓練を重ね、わたしたちの生活を守って下さっている消防士、消防団のみなさん。
いつもありがとうございます。
今日の訓練を生かし県民の森職員一同、日々の業務に努めたいと思います。